清水寺まで 京都花灯路④ [夜景]
華やかな京都の通りを歩き、目指すは清水寺です。 毎年、清水寺に着く頃は、夕日に朱に染まる山門の撮影ですが、この日は夜の闇の中に浮かび上がる山門に出会えました(笑)。 夜空を切り裂くようなレーザー光のなかで幻想的な風景でした。 最近のカメラの進化は本当にありがたいです。 三脚なしでこんな夜景が撮れるなんて数年前には考えられませんでした(笑)。
瑠璃絵の夜 その② [夜景]
瑠璃絵の夜 [夜景]
飛鳥光の回廊 最終回 まちの灯り [夜景]
飛鳥光の回廊 その③ 板葺宮跡 [夜景]
今回は、板葺宮跡です。 この板葺宮は645年6月12日に発生したクーデター、大化の改新(乙巳の変)の舞台になったところです。 皇極天皇の眼前で時の権力者、蘇我入鹿が中大兄皇子、中臣鎌足に斬り殺されるという歴史上有名な事件ですが、今回訪れた板葺宮は、眩い灯ろうの明りと遠くに橘寺が闇夜に浮かびあがる実に静かな夜の風情を見せていました。 彼岸花の形を模した灯りを中心に数多くの灯りが夜の中で揺れているようでした。 歴史の中では一方的に横暴な反逆者のイメージに仕立て上げられる蘇我氏ですが、仏教の導入や国際的な視野で唐や百済の政治状況を考慮した政治を勧めていたとも言われています。 そんな歴史の舞台になった板葺宮ですが、この日ばかりは静かな初秋の気配を感じさせる夜でした(笑)。