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率川神社 ささゆり奉献神事① [お祭り]

 先週の日曜日、午前中に矢田寺を訪れたあともう一か所行ってみたいところがありました。 それが、奈良市にある率川神社で開催される三枝祭の宵宮でした。 この祭りでは、罇(そん)・缶(ほとぎ)と呼ばれる酒樽を笹百合で飾って神前にお供えするため「ゆりまつり」の名でも親しまれています。 本社である大神神社から率川神社へお届けする神事が「ささゆり奉献神事」です。 タッチの差でささゆり巡幸行列は見られませんでしたが、笹ゆり奉献の奉告祭にはどうやら間に合いました。


 ささゆりを描いた浴衣と菅笠姿で「ささゆり音頭」を行列の先頭で踊りながら神社まで先導された方々です。

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 到着後すぐにささゆりゆり奉献の奉告祭が執り行われます。

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 お祭りを執行する神主さんと巫女さんの入場です。

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 神妙な面持ちで神官を迎える参加者たち

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 大神神社から運ばれたささゆりが神前に供えられています。

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 まずは、お祓いで場が清められます。

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 かぞえ年で33才の厄年の女性も行列に帯同されていました。

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 ささゆりまつりと書かれた半纏が美しいです。

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 残念ながら三枝祭本宮が開催される17日は、仕事で来られませんので宵宮で雰囲気だけでも味わえよかったです(笑)。


近江のまちの心意気 左義長祭③ [お祭り]

 帰り道を急いでいた時、突然前方の方が賑やかになりました。 あれっまだお祭りが続いているのかな?そんな思いで足を速めました。商家が立ち並ぶ街並みの角を曲がると町並みの軒先に飾ってある赤い紙と同じものを着けた山車?がずらりと並んでいました(笑)。城下町の十三の地域から山車が出され、その年の干支を飾りとして着けているようです。この干支の飾り物をムシと呼び穀物や海産物などを使い、その素材を生かした色で模様を作っているそうです。
これだけ豪華な山車を造るのは費用的にも大変だったでしょうが、近江商人発祥の地として財力と心意気を結集し、お祭りが守られてきたのでしょうね(笑)。


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 今日は、早朝から緊急地震速報に叩き起こされました。 メール着信とほぼ同時に揺れがきました(汗)。 大好きな淡路島が震源でした。 来週にでもチューリップの撮影に出掛けようと思っていたところです。今のところ大きな被害がなかったようですが、被災された方にはお見舞いを申し上げます。

お祭りの町並み  近江八幡左義長祭① [お祭り]

 桜が続きましたのでちょっとひと休みです(笑)。
 今回お届けするのは、3月16日近江八幡で開催された左義長祭の町並みの様子です。 この日は、京都伏見区の城南宮の梅の撮影に出掛けたのですが、昼過ぎには終わってしまいどうしようかと思っていたところ、家で留守番をしているはずの娘から電話が入り近江八幡に行くとのことでした。 私と巨匠も急遽思い立ち近江八幡に行くことにしました。
 近江八幡に着くと街の雰囲気が騒がしく通行止めが目立ちました。 市営駐車場に車を停め八幡堀に向かって歩いているとき、どうやらお祭りがおこなわれていることを知りました。今日はそんなお祭りの町並みです。 


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 左義長シリーズは、3回の予定です。その後桜シリーズの再開です(笑)。

親分登場!! 長谷寺だだおし④ [お祭り]

 青、緑に続き最後に赤鬼の登場です。 赤鬼のお面は、初めの二匹の鬼とは違っていて、顔もデカくて迫力があります。 鬼の親分の貫録たっぷりです。 二時間の待ち時間に比べて鬼の登場している時間は20分ほど、一匹が本堂を三周、合計九周で終わります。 自分の前に鬼が現れている時間は合計で5,6分でしょうか。 そのためみなさん必死の形相で写真を撮っています。 もしかしたら、カメラマンの表情は鬼よりも怖いかも(笑)。
 今年はカメラを新しくしたおかげでピンボケや手ブレが今までよりもグッと減りました(笑)。 今年もだだおしが終わり、軽い疲れを感じながら、夕暮れが迫る長谷寺を後にしました。 あとは大和の春を待つばかりです(笑)。


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悪鬼走る 長谷寺だだおし③ [お祭り]

 長谷寺だだおし(2月14日)のクライマックスの鬼の登場です。 鬼は青、緑、赤の順で次々と現れます。 最初に登場するのは、青鬼です。 次に緑の鬼。 どちらも本堂の周囲を三回ほど周りますが、青、緑がそれぞれ右と左に周りますので途中で交差する場所があります。 それが私の目の前です。 鬼が行き交うたびに大松明もぶつかり合います。 そのたびに巨大な炎と大量の火の粉が辺り一面に降り注ぎます。 写真は、撮りたいが、火の粉が危ない、そんな状況の中での撮影は大変ですが、結構面白かったです。 ちなみに松明の大きさは、長さ一丈五尺余り(約4.5m)、重さ三十貫超(約120キロ)だそうです。 間近で見ると迫力充分で、まさに大和を代表する火祭りの雰囲気が伝わってきます。


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大和の火祭り 長谷寺だだおし② [お祭り]

 悔過導師が本堂に入堂し、いよいよ法要が始まりますが、今年は身動きが取れないほどの人の数。 おまけにテレビ局のカメラがいつもより多く、すらりと並んでいい場所を占領しています(涙)。 例年なら法要の様子を余裕を持って撮れるのですが、今年は、人をかき分けなければ撮れません。 
 この法要では、世界中の罪を背負って懺悔する法要が行われます。 また、その昔、徳道上人が閻魔大王から頂いた黄金の宝印を善男善女の額に押し当て「悪魔退散」「無病息災」の加持祈祷が執り行われた話にちなみ牛玉札に宝印の授与がなされます。 
 そしてこの日のクライマックス、鬼の出番です。 里人を困らせる鬼たちがこの法要に誘われ出没し、法力と松明で追い払われ退散します。 この日は、鬼の追い払われる様子を撮るための場所確保に、本堂脇で二時間弱立ち続けました。 夕闇が迫る午後5時、ほら貝や太鼓の音が響き渡り、いよいよ鬼の登場です。 ここまで、ホントに長く待ちくたびれました(涙)。


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 明日はさらに暴れる鬼たちをお届けします。

春を呼ぶ 長谷寺だだおし① [お祭り]

 大和に春を告げる行事として東大寺のお水取りが有名ですが、長谷寺で執り行われる修二会の結願法要、「だだおし」も奈良に春を呼ぶ行事と言われています。 こちらも大松明を振りかざすお水取りに並ぶ大和の代表的な火祭りです。 ここ数年、雨や雪の年が続きましたが、今年は見事に晴れ渡り春近しを思わせるような日になりました。 法要に先立ち悔過導師(けかどうし)以下職衆が登廊を本堂に向かいます。 私は、中登廊で悔過導師を待ったあと、登廊を使わないで一直線に本堂までの石段を駆け上がり導師一行の本堂への入道には間に合いましたが、息も絶え絶えで死ぬかと思いました(笑)。 冬ぼたんもまだ残り、きれいな花を咲かせていました。


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 長谷寺のだだおしは2月14日におこなわれました。



雄綱、雌綱の結婚式 お綱祭り⑤ [お祭り]

 仲人さんの疲れた表情が示す通り、いよいよ二つの大綱の結婚式が始まります。 泥相撲の時と打って変わった真剣な表情が怖いくらいです。 神社までは田んぼを横切って一直線の道のり、たくさんの人が一番手前の田んぼのあぜ道から雄綱の動きを狙います。  今年は雄綱が動き出すと同時に後から来たカメラマンが我先にと雄綱の周りに殺到し、上手い具合に撮れません。 何十分も前からこの瞬間を待ってた人たちから怒りの声があがります。「マナー違反やぞ!」「前を開けろ!」などの厳しい声が聞えます。 カメラマン同様に綱を担ぐ人たちも殺気立っています。 「道を開けろ」「危ない」とこちらからも大声があがります。 素戔嗚神社までは細い道、前に立ちはだかると非常に危険です。 人ごみをかき分けるように雄綱が神社に到着していよいよ合体が始まりました。 余りの人の多さに写真もなかなか撮れません(涙)。 太い注連縄の合体はなかなか進まず、人の頭しか見えないので最後の瞬間まで見届けないで早めに退散しました(笑)。
 毎年、増える人とマナーの問題、来年はさらにエスカレートしそうな勢いに少々困惑しています(涙)。


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お祭りの笑顔  お綱祭り④ [お祭り]

 お綱祭の大注連縄の合体までの間、のんびりと時間がすぎます。 休憩所では90才を超えると思われる長老さんもみなさんの輪の中で楽しそうな笑顔を見せています(笑)。 たった一人、大西地区の仲人さんだけが忙しく行ったり来たりで大変そうです。 大注連縄の合体までは仲人さんが両地区を七度半、行き来の後、やっと始まるのがしきたりです。 雄綱が置いてある田んぼ周辺では、村の人たちが懐かしい顔を見つけたのか、笑顔で談笑している姿が目につきます。 このお祭り見物に久し振りに故郷に戻られているのでしょうね。 雄綱の周りでは小さな子どもたちがはしゃいでいます。 ほのぼのとした笑顔があちらこちらで見られ、何とも微笑ましいお祭りの光景でした(笑)。


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 明日はいよいよお祭りのクライマックスです(笑)。

誰が誰だか(笑)  お綱祭(江包地区編)③ [お祭り]

 今回はお綱祭りのもう一つの主役、江包(えっつみ)地区の様子をお届けします。 こちらの地区でも泥だらけの田んぼで相撲が行われます。 笑いを取ったり、見物客を盛り上げることにかけては江包地区に軍配があがります。 なぜかこちらは頭をそり上げた人が多かったです。 取組をおこなう人の体に行司さんが泥を塗りたくったり、オーバーアクションで人々を笑わせます。 相撲の後は、全身泥だらけで誰が誰だかわかりません(笑)。 


 江包地区でも泥相撲が始まりました。

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 戦う前からすでに泥んこ。 それでも足りないとばかり行司さんが体に泥を塗りたくります(笑)。

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 行司さんも巻き込んで全身泥だらけ。

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 同じような頭で全身泥だらけ、誰が誰だか(笑)。

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 昔ながらの農村風景がいい雰囲気。

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 江包地区の雄綱、今年は例年よりもちょっぴり軽く600Kgほどだそうです。

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 お祭りの人が控える神社

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 濡れた体をたき火で暖をとる怪しい面々(笑)。

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 長老さんたちは神社の納屋でお酒とお寿司でごゆるりと(笑)。

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