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昔の大和へタイムスリップ [古民家]

 大和郡山城跡で城と梅の風景を堪能した私は、さらに昔の大和の風景を味わいたくて奈良民俗博物館に足を延ばしました。 こちらも梅林があるのですが、五分咲き程度だったので今回はパスをして民俗公園の中にある古民家を訪ねてみました。 大和の山地や平野部の古民家が10戸ばかりの保存されているのですが、どれも県の指定文化財や重要文化財に指定されているものばかりで屋内の見学もできます。 矢田丘陵の地形を上手く活かして保存されている古民家は、ほのぼのとした大和の雰囲気を残し、まるで今も中からお百姓さんが現れそうな気さえします(笑)。 このような古民家と梅の愛称は抜群なのですが、こちらも開花が遅れていたのは残念でした(涙)。


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藤岡家住宅② [古民家]

 藤岡家住宅は、前回お届けした母屋、内蔵のほかにも当主以外は誰も入室が許されなかった貴賓の間、さらに別棟として大広間などがあります。 母屋と貴賓の間をつなぐ渡り廊下には玉骨の書斎などもあり、それぞれの棟が廊下で繋がっていて一度行っただけでは迷路のようで迷ってしまいそうです。 室内には、俳人として活躍した玉骨と交流のあった文化人のゆかりの品などが数多く残されています。 与謝野鉄幹、晶子・高浜虚子などとの交流が続き、藤岡家には書簡や作品が数多く残されていて今後の公開が楽しみです。


 母屋から貴賓の間に通ずる二階渡り廊下に玉骨の書斎があり、そこから鮮やかな百日紅が見えました。

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 書斎はこじんまりとした部屋ながら中庭などが見渡せ、いかにも文人の部屋という雰囲気がありました。

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 廊下の丸窓から大広間が見渡せます。

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 別棟の貴賓の間は四つの座敷と茶室があり、菊の御紋と葵の御紋が入った火鉢が目を引きました。

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 同じく貴賓の間。 当主以外は立ち入りを許されていませんでした。

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 さりげなく店の間に掛けられていた森鴎外の書。

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 家のいたる所に洒落た工夫がしてあります。 ガラス戸にもこんな絵が。

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うちのの館 藤岡家住宅① [古民家]

 5月に五條市で研修を受けた時に会場入り口で素敵な古民家のポスターを見つけました。 それがこの藤岡家住宅です。 ほどなくして代休の月曜日にでかけたのですが、残念ながら休館日でした(涙)。 今回、再び出掛けたのですが、予想以上に由緒ある立派な古民家でした。
 藤岡家は、江戸時代の庄屋のお家ですが、長年空き家になっていたのが修復され「NPO法人うちのの館」として公開されています。 庄屋以外にも、両替商、質商、薬種商、紺屋など商家としての顔も持ち、明治時代には初代、村長も務めた家柄です。 初代村長の長男、長和氏は三高、東京帝大卒後、内務官僚として各府県を歴任。さらに佐賀、和歌山、熊本県の官選知事を務めるほどの人物であり、俳人藤岡玉骨として高浜虚子に師事し「大和の大桜」と評されました。 その後退官した玉骨は、藤岡家で文化交流の場として多くの文人と交流を続けました。


 藤岡家母屋外観。

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 母屋内部、店の間。

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 店の間から奥の間を通って内蔵へ。

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 内蔵入り口。 内蔵には玉骨愛用の品々が展示されています。

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 知事時代の正装と玉骨。

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 少年時代の愛用の品。

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徳島県内務部長在職中には「ホトトギス」に投句して虚子の指導を受ける。

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 明日も藤岡家住宅②をお届けします(笑)。 

民俗博物館の古民家 [古民家]

 昨日に引き続き、民俗博物館の古民家です。 花はあまりありませんが、そんな少ない花を探しては、少しでも
華やかになるように頑張ってみました(笑)。 沢山ある古民家の一軒では、お雛様が飾られていました。 まるで
田舎のおばあちゃんの家にでも行ったような優しい雰囲気で、気持ちが和みました(笑)。


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