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町家のくらし  今井町③ [民家]

 無料で内部を公開されている旧米谷家です。
屋号を「米忠」といい、代々金具商、肥料商を営んでいた。農家風の民家で、18世紀中頃の建築と推定される。また、1849年(嘉永2年)には、内蔵、蔵前座敷を増築している。近年まで内蔵が3棟あったが、現在は1棟のみになっている。内部は無料で一般公開されている。1972年(昭和47年)5月15日重文指定。

 連なったかまどから見える土間や居間をせわしなく走る、奉公人や家人が頭の中に浮かんでくるような空間でした。 無料で公開されているのがなんともありがたく昔の生活が偲ばれる建物でした(笑)。


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重要文化財がいっぱい 今井町② [民家]

 昨日に引き続き今井町をお届けします。 昔のままの姿を残す今井町には、国、県などの重要文化財に指定されているお家がたくさん残っています。 今回は、そんな建物の一部を紹介します。


 今西家 写真①~④ 国の重要文化財指定
 旧姓は河合家といい今井町の代々惣年寄筆頭を務めたお家です。 郡山城主松平下総守忠明から大坂夏の陣の功績を称えられ、今井町の西口を守ったことから今西姓を名乗るように薦められ、今西姓になりました。八棟造りと呼ばれる建築様式で建てられ、当時の邸内にはお白洲、牢屋などが造られ陣屋としても使われました。 日本の建築史上、類をみない貴重な建物で「民家の法隆寺」とも呼ばれるほどです。1957年(昭和32年)6月18日重文指定。

 余りにもデカすぎて全景はほとんど撮れませんでした(涙)。

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 豊田家 写真⑤~⑥
 屋号を「紙八」といい、江戸末期から明治初年にこの家に移り住んだ。元々は材木商で金融業を営む豪商牧村家の所有で「西の木屋」と呼ばれた。福井藩藩主松平春嶽に貸し付けを行い藩の蔵元を務め、高取藩に融資し重臣の待遇まで受けていた。今井町では、今西家に次いで古い。1972年(昭和47年)5月15日重文指定。


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 称念寺 写真⑦
 称念寺は中世末、寺内町として成立した今井町の中核となった寺院で、寺内町の形成、発展を支える町政全般の拠点でありました。
本堂は17世紀初期頃に建設されたもので、外廻りに角柱を並べた大規模真宗寺院の特徴をよく表した建物です。屋根は大きな入母屋造本瓦葺で東面しています。付属建物も数多く存在し、明治10年、天皇の畝傍御陵行幸のとき行在所となりました。
また、同敷地内には市指定文化財の太鼓楼、庫裡・客殿、対面所もあります。
 現在は本堂は改修工事中のため太鼓楼です。

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 中橋家 写真⑧
 屋号を「米彦」といい、米屋を営んでいた。建築年は分からないものの、1748年(寛延元年)の絵図に描かれていることから、当時すでに住居を構えていたことがわかる。1761年(宝暦11年)には南町組頭を務めていた。1972年(昭和47年)5月15日重文指定。


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 中尾家 写真⑨
 山尾家住宅(県指定有形文化財)-山尾家は、十市郡新堂村より移住したので「新堂屋」の屋号で、両替商を営んでいた。「今井しんどやは大金持ちや 金の虫干し玄関までも」と言われるほど栄え、幕末には、町年寄を務めた。主屋、座敷、内蔵、隠居所、東蔵の5棟が奈良県指定有形文化財。

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 これでもほんの一部です。 明日は内部の様子をお届けします(笑)。 


いいですよ~、大和の古民家 [民家]

 私が今、撮ってみたい被写体は大和に残る古い民家です。 奈良でも現代風のお家が増えてどこに行っても同じような街並みになっています。 それでも少し田舎に行けば、風景に溶け込むどっしりとした古いお家があります。 お寺や神社だけでなくこのような風景も奈良大和路の大きな魅力だと思います。そんな大和らしい民家を撮ってみたいなーと思っています(笑)。


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ぶらりならまち  格子の家 [民家]

 昨夜は、ひまわりの撮影をしたくて近場のひまわり畑をネット検索しましたが、まだまだ咲き始めのところばかりで諦めました。 そんな訳で今日は遅くまで寝ていましたが、久しぶりにならまちを歩きたくなり出かけてきました。
 ならまち(奈良町)は、元興寺旧境内にある江戸時代以降の町家が数多く残り、地域住民の保存運動によって奈良の新しい魅力を伝える街として人気が高まっています。 
 今回は、そのならまちにあるならまち格子の家をお届けします。 格子の家は、ならまちの休憩所も兼ねた市の
施設(入場無料)で、伝統的な奈良の町家を再現し当時の暮らしぶりを雰囲気たっぷりに伝えてくれる町家です。


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坂乃茶屋 [民家]

 明日香、岡寺の参道の急な坂を上っていくと、あともう少しで岡寺というところに一軒の茶屋が
あります。 名前は、そのまんまで坂乃茶屋。
 以前、テレビの番組で放映されているのをみてずっと行きたいなと思っていましたが、場所が
わからず諦めかけていたのですが、岡寺に写真を撮りに出かけた際に見つけました。
 こちらの茶屋の中にはこのお店を訪れたいろんな方の色紙が飾られています。 有名、無名を
問わず部屋の中一面にびっしりしと色紙があります。 昔ながらの店の風情はもちろんのこと、お店を
営んでおられるご夫婦の人柄にみなさん惹かれるのだと思います。  気さくでお話好きなお二人
に時間の経つのも忘れ癒されてしまいます。  岡寺のすぐ下にありますので、一度お立ち寄りください。


 急坂を登ったところにある坂乃茶屋

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 温かい山菜にゅうめん、おいしゅうございました(笑)。

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 店内には、書と絵が得意なおじいさん手描きの暖簾などがたくさんあります。 これもおじいさん作です。

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 お店の中には修学旅行生をはじめ、こちらを訪れた方のたくさんの色紙があります。 さくらももこさんも
高校の時とプロになられてから色紙がありました。

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 お店の裏には、おじいさんの作業場のような感じでたくさんの作品がありました。

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 昔懐かしい駄菓子やおもちゃも売られていました。

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県重要文化財 片岡家 [民家]

 今回は、奈良県宇陀市にある県重要文化財の片岡家です。
寛文10年(1670年)に建てられた豪農の民家です。 片岡家は江戸時代には、周辺九カ村の大庄屋
を勤めた豪農です。 街道を少し入った山側に石垣を築いたお屋敷は建立年代も明らかで当時の面
影を色濃く残しています。 
 昨年の春に初めて訪れた時は、石垣の上に茅葺屋根が見え、想像以上に立派で驚きました。
今でも実際に住まわれているので外観だけですが、昔にタイムスリップしたような錯覚を覚えます。


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田舎バンザイ!! [民家]

 昨日は狛地区、今回は、岩坂地区です。 
途中から道が右と左に分かれていますが、両方の集落はそんなには離れていません。
しかし、雰囲気がガラリと違っています。 どちらも山間の昔ながらの家並みがある小さな
集落ですが、なにかホッとした気持ちになります。  
 近くには、まだまだこんな集落がたくさんありますので、これから少しずつ撮り貯めて
いきたいと思います。  田舎バンザイです。

 ひまわりの合間からチラリとのぞく岩坂地区の民家

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 午後の逆光気味の光の中の百日紅と集落

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 棚田と岩坂の集落

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 茅葺屋根のステキなお家を見つけました。

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 玄関の方に周ってみるとお庭もあり暖簾や赤の毛氈が見えました。 普通のお家なんだろうか?

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