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福寿院客殿 正暦寺② [お寺]

 毎年のように正暦寺を訪れていますが、錦の里と呼ばれるほどの紅葉の美しさはもちろんですが、この福寿院客殿からの庭園の美しさに惹かれる部分が大きいです。 この客殿は、1681(延宝9年)に建替え・建立された建物で、上壇の間を持つ数寄屋風客殿建築であり、国の重要文化財に指定されています。
 境内に植えられた紅葉を借景とした庭園はみごとのひと言に尽きます。 奈良ではこのようなお庭はなかなかお目にかかることがありませんので、つい毎年のように通ってしまいます(笑)。客殿内部も県指定重要文化財の孔雀明王像、京狩野3代目 狩野永納筆の襖絵などもあり、いつまでも庭を眺めくつろいでいたくなる建物です(笑)。


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錦の里と呼ばれるお寺 正暦寺 [お寺]

 奈良の名園を楽しんだ後は、奈良と天理の境の山の中にある正暦寺というお寺に向かいました。
正暦3年(992)一条天皇の勅命を受けて藤原兼家の子、兼俊僧正によって創建されたという古いお寺です。 創建当初は、堂塔・伽藍を中心に86坊の塔頭が渓流をはさんで建ち並び、勅願寺としての威容壮麗を誇っていました。古来より紅葉の鮮やかさから錦の里と呼ばれていました。 また日本酒発祥の地として現代の清酒製法の祖として製造技術の向上にも務められたようです。 正暦寺、そんな錦の里のお寺と形容されるにふさわしい美しさでした(笑)。


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名園をあとに 奈良の名園シリーズ⑤ [古民家]

 久しぶりに吉城園、依水園と二つの庭園を訪れて紅葉を満喫することができました。 目立たない場所にあるため、奈良住みの人でも知らない人の方が多いかも知れませんが、一度でも訪れるとまた行ってみたい気になると思います。 最後の写真でもわかるように二つの庭園が隣同士に並んでいるため私のように二つ同時に訪れる人は少ないように思います。
 代休を利用して訪れたため、このあと正暦寺という奈良と天理の境にある山のお寺にまで出かけるというがんばった一日となりました(笑)。


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南大門を借景に 奈良の名園シリーズ④ [古民家]

 今回も奈良依水園をお届けします。昨日の前園に引き続き、後園にご案内します。 こちらは、明治時代の実業家、関 藤次郎が茶の湯と詩歌を楽しむために造った築山式の池泉回遊庭園です。 前園とはガラリと趣が変わって東大寺南大門や若草山を借景に広々とした庭園が広がります。 池とそれに映る樹木、はるかに広がる空さえも取り込んだ贅沢な空間です。 氷心亭や清秀庵などの茶室が配置され見事な風景に心が落ち着く気がします(笑)。


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もう一つの名園、依水園 奈良の名園シリーズ③ [古民家]

 県の施設である吉城園(よしきえん)の隣には、もう一つの名園、依水園があります。 こちらは前園と後園に分かれそれぞれに違った景観を見せてくれ楽しいお庭です(笑)。 県庁と東大寺の間に位置しながらも周りから隔絶されたような静かな空間の中に広がる名園です。
 今回は、前園を中心にお届けしたいと思います。前園は、池を中心とした回遊式庭園で寛文12年(1673)奈良晒を扱う商人であった清須美道清の作庭で、三秀亭という茶室がシンボルとなり美しい姿を見せてくれます。池の中ほどには、鶴亀をなぞらえた中島を配し、石組みは江戸時代の庭園の特徴を残しているそうです。三秀亭ではお食事をいただくこともでき、美しい庭園を眺めながらの食事はさぞや贅沢な気分で楽しめることでしょうね(笑)。


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茶室と秋 奈良の名園シリーズ② [古民家]

 職場の新年会や所用が続き、ブログをまたもや三日間もサボってしまいました(汗)。
全開に引き続き吉城園をお届けします。吉城園のお茶室とその前に広がったお庭が秋の色に包まれいい雰囲気でした。 前回訪れた時は、茶会が催され和服美人がたくさんおられたことを思い出しながら庭をあっちへ行ったり、こっちへ来たりとしながらの撮影を楽しみました(笑)。


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奈良の名園、吉城園 奈良の名園シリーズ [古民家]

 奈良は京都のお寺のように洗練された名園と呼ばれるようなものが少ないような気がします。 そんな奈良にあって今回お届けする吉城園と次回予定の依水園は、なかなかの名園です。
 吉城園は、興福寺の子院「摩尼珠院(まにしゅいん)」があったところとして興福寺古絵図に紹介されています。 明治になり民間の所有となり大正八年に現在の建物と庭園が造られました。企業の迎賓施設を経て昭和に奈良県の所有し庭園が公開されるようになりました。 美しい紅葉に彩られた茶室等もあり、心落ち着く風景が広がる名園です。しかも県の施設のため入場料が250円ととってもお安くなっております(笑)。


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黄色と赤の競演 南禅寺最終回 [お寺]

 紅葉の南禅寺最終回です。 永観堂の色鮮やかな紅葉の風景を眺めた後で立ち寄った南禅寺にどこか物足りなさを感じましたが、改めて写真を見返すととても美しく感じます。 今回は、黄色の銀杏の絨毯と赤のもみじの競演をお届けします(笑)。 来年は時間をかけて境内の隅々まで行ってみたいと思っています(笑)。


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秋の水路閣 南禅寺② [お寺]

 琵琶湖の湖水を京都に流すために造られた琵琶湖疏水が南禅寺の境内を横切っています。南禅寺の景観に配慮して造られた全長93.2メートル(幅4メートル・高さ9メートル)の花崗岩造りの水道橋が水路閣です。静かな南禅寺の境内を風情たっぷりに横切る水路閣、実に美しいアーチ状の橋脚の間から見える紅葉が見頃でした(笑)。 お天気も良くなくあまり上手くは撮れませんでしたが、何度でも訪れてみたくなります。


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秋爛漫の南禅寺 南禅寺① [お寺]

 前にもお話しましたようにこの秋、紅葉を追っかけ年休や代休をつぎ込み撮りまくったので、年末までにブログで紹介しきれませんでした。 新年になった今、季節感が違う紅葉もどうかと思いましたが、折角の写真がお蔵入りにするのもかわいそうな気がして記事にすることにしました(笑)。 
 11月25日、永観堂の帰りに立ち寄ったものです。 色とりどりの永観堂とはまた違った落ち着いた雰囲気があり、面白かったです。こちらの三門で石川五右衛門が絶景かな、絶景かなと叫んだと言われていますが、実際には五右衛門の死後、三十年が経過してから三門が造られたそうです。 でも五右衛門でなくてもこの美しい紅葉には絶景かなと叫びたくなります(笑)。


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