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長谷寺だだおし悔過法要 [お祭り]

 最近、地域の伝統行事づいていますが、東大寺お水取りとともに大和に春を呼ぶと言われる長谷寺の「だだおし」をお届けします。 だだおしは、昔、里の村人を困らせる鬼を観音様の法力で退治した故事にちなんだ行事でクライマックスは青、緑、赤の三匹の鬼が松明に追われ本堂の周りを逃げ回ります。
 まずは、修二会結願の法要が始まります。(けかどうし)以下職衆が入堂して本尊十一面観音の前で罪科を懺悔する悔過法要が行われ、その後、鬼の登場となります。



 法要を前に導師一行の通り道の雪が掃かれますが、雪の勢いが止まりません。私も雪で滑り危うく転倒しそうになりました。

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 法要の時間が近づき、若いお坊さんが行ったり来たり、法要を前にちょっと緊張のご様子(笑)。

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 本堂登り口に若いお坊さんが控え、導師一行を待ちます。

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 悔過導師入堂

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 ご本尊十一面観音の前まで白い道が続きます。

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 厳かに法要がはじまりました。

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 堂内に響き渡る声明の響きが実に美しく上質音楽を聴いているようです。

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 大雪のだだおしになり例年よりも人の数は少ないですが、観音様のご利益に授かろうと善男善女が各地から駆けつけてこられました。

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 雪の中、新しく買ったばかりK-3とK-5Ⅱsの二台体制で撮影しましたが、説明書を読んでいないため使い勝手がよくわからず、どうしても使い慣れたK-5Ⅱsに頼ってしまいます(笑)。

お綱さんの結婚式 綱かけまつり最終回 [お祭り]

 江包地区の雄綱の最後の休憩が終わり、いよいよ雄綱と雌綱の合体「入船の儀式」です。神社は目と鼻の先。 神主さんと仲人さんによる最後のお祓いも済みいよいよです。会場の素戔嗚神社の前には黒山の人だかり。 先ほどまで笑顔だった担ぎ手も真剣な顔になっています。
 厳しい顔で神社へ移動、危なくない後ろの方では小さな子どもが縄を持っています。将来の担ぎ手さんカワイイですね(笑)。
 神社の前に到着すると大西、江包両地区の人が慣れた手つきで合体の準備をはじめています。高い木の上では、雄綱の先を固定していますが、何百キロかの大注連縄を二つも吊るすのですから結構危ない仕事です。 私は人混みの中でなんとかその様子を撮影しようと思うのですが、なかなかいいポジションに行けずにバタバタするばかりです(笑)。
 今年も無事、綱かけ祭も終わり、五穀豊穣と子孫繁栄が訪れてくれることでしょう。三輪山を望み初瀬川の流れる静かな農村の一大イベントが終わり私も家路に着くことにします(笑)。


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仲人さんは大忙し [お祭り]

 村人たちが相撲に興じている間も仲人さんは大忙しです。 往復の距離は300mほどですが、七回半となると大変ですね。 泥だらけで完成をあげているの尻目にせっせと歩きます。 この日は朝はとっても寒かったのですが、この頃になると青空が広がり寒さも和らぎました。 
 このお祭りの撮影では、雄綱が置かれている田んぼの端っこで出発するのを撮影するのが暗黙のルールのようになっています。 いよいよ出発の時間になり、田んぼを横切る綱を担ぐ人々の姿を撮る緊張の一瞬です。 ところがたくさんの人たちがどこからともなく現れ、綱の周りを囲みます。 いいポジション取りのために早くから待っていた人の苦労は水の泡。 私もその一人ですが・・・(涙)。
 重い綱を足元のよくない田んぼの中で担ぐのは結構危険です。そんなところへ年配の人が我を忘れて殺到します。 どこからともなく「マナー違反やろ!!」の声が聞えます。 すべての人がそんな人ばかりではないでしょうが、以前から、お年寄りのわがままな振る舞い、いろんな場所で見かけることが多いです(涙)。


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ゆっくりのんびりと [お祭り]

 綱かけ祭りのもう一つの主役、お婿さん側の江包はまだのんびりとしています。 大西地区の雌綱は会場である素戔嗚神社に到着しているというのに江包側は、お酒を飲んだり笑顔でたき火にあたっていたりと動く気配がありません。 と言うのは、大西側から一緒に来ている仲人さんが、江包側に呼び出しに行くのですが、素戔嗚神社から江包の白竹神社まで七回半、催促されないとお婿さんは出発しません。奈良の農村の雰囲気を色濃く残す集落の南側の田んぼに雄綱が置かれる姿は、本当にほのぼのといいお祭りだなと感じます。 私たちにも急がずのんびりと行きましょうと語りかけているようでした(笑)。


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花嫁さんが出発 [お祭り]

 五穀豊穣、子孫繁栄のお祭り、大西、江包のお綱祭りは、二つの巨大な注連縄が結合する「入船の儀式」が最大のクライマックスです。 泥相撲が終わり儀式の場である素戔嗚神社まで大綱が運び込まれます。 大西側の雌綱は太さ5m、長さ6mほどもある巨大なものです。100m程の長い尾があり、運び込むだけでも大変な作業です。 神主さんと結婚式の仲人さんを先頭に進みますが、あまりの重さに少し進んでは休憩を繰り返します。 休憩の度に酒盛りがはじまり、皆さんかなり酔っ払っているようです。 笑顔の中で素戔嗚神社まで運び入れが執り行われます(笑)。


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笑顔の泥相撲 [お祭り]

 毎年2月11日は、奈良県の無形文化財のお祭り、綱掛け祭りです。 この綱掛け祭りは、大西、江包の二つの集落のお祭りで、両方の村から運ばれた二つの巨大な注連縄を素戔嗚神社結合させるという珍しいお祭りです。時間が来るまでの間、大西の北の田んぼで余興の泥相撲がおこなわれます。大の大人がうれしそうに泥のなかに顔を浸け、全身泥まみれになって喜んでいました。真剣勝負ではなく時には二人がかりで行事に向かって行ったり、負けそうな相手をみんなで支えたりと愉快な相撲です。 老いも若きもワイワイと言いながら何度も笑顔で相撲を取っていました。 江包の集落でも泥相撲がおこなわれますが、そちらも後日お届けします(笑)。


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滝に打たれて寒稽古 [日記]

 雪も溶けてしまた日曜日、市内でも標高が高い談山神社なら残っているかもと出かけてきました。 談山神社の登り口、倉橋の集落を抜け少し走ると道の両側に雪が残っています。  談山神社近くの不動の滝まで来ると
車が道に溢れるように止まっています。なんだろうとそちらの方に目をやると白い衣装の集団、修験道の方のお祭りかと思い車を停めて行ってみると上半身裸の男性がいっぱい。 なんだこれはと思っていると極真空手の旗が見えました。 どうやら滝に打たれての寒稽古のようです。 よくよく見ると上半身の筋肉が半端じゃありません。 滝に打たれての稽古が始まりました。 若手が奥、前には師範級の人のようです。 まだ雪が残る滝に打たれながらの稽古、私には絶対真似のできないことです。鍛えられた人間の強さが羨ましくもありました(笑)。
人が多すぎて人の隙間からなんとか撮影することができました。 そのあと談山神社に向かいましたが、思ったような雪ではなかったので遠くから数枚撮影して帰りました。


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 今日は新しく買ったカメラ(ペンタックスK-3)が届きましたので、試運転に奈良瑠璃絵の撮影に来ていますので予約投稿です。みなさま方へのご訪問は帰宅後になります(汗)。

遠回りして帰ろう [町並み]

 町並みを撮影して恵比寿神社まで戻ってきました。雪が激しくなり、神社も人の姿もまばらで露店のお店も暇そうです。このまま帰ろうかとも思いましたが、折角の雪なのでもう少し街を歩きながら遠回りして帰ることにしました。駅前は神社周辺とは違い大神神社の参拝のお客さん相手のお店が多いのですが、最近は車での参拝が増えちょっと寂しくなっていました。どこもそうだと思いますが、昔のように地方の街も元気になって欲しいですね(笑)。


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雪、降りやまず [町並み]

 町並みを撮っている間にも雪の勢いが増し、手が凍えて痛くなってきました。レンズにも容赦なく雪が付着します。神社へ引き返しましたが、来るときには気付かかったものをもう一度確認しながら歩きます。民家の屋根瓦や真っ赤な南天、お店の暖簾などをもう一度撮ってみました(笑)。


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冬の三輪の街を歩く [町並み]

 本えびすの恵比寿神社を後に雪がちらつく三輪の町並みを散策してみました。
日本最古の神社として信仰を集める大神神社のある街らしく古くからの民家が軒を連ねています。 三輪の名物、みむろ最中の白玉屋さんその隣には造り酒屋の今西酒造と昔ながらの風景があります。お医者さんも堂々とした佇まいを見せてくれます。雪がまた降りはじめましたが、舞い落ちる白い雪が冬の町並みに彩りを添えてくれるようで寒さも忘れてシャッターを切っていました(笑)。


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