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コスモスの花の中で 般若寺② [お寺]

 般若寺の創建には確かな記録はありませんが、境内から奈良時代の古瓦が出土しており、奈良時代にはお寺が存在していたことは確かなようです。 その後、衰退し鎌倉時代になってようやく再興が進み西大寺の僧、叡尊によって本尊や伽藍の復興が行われました。 叡尊は、貧者や病者の救済活動をおこなったことで知られます。 とりわけ弟子の忍性とともにらい病(医学的知識の乏しさから現代のハンセン病だけでなく重篤な皮膚病患者などもそのように呼ばれた)の救済に尽力を尽くし、ここ般若寺でも菩薩供養としてそれらの人々の生活を支える事業を数多くおこないました。 その後、叡尊は鎌倉幕府の招きで鎌倉でも同様の活動を続けました。 そんな歴史を持つ古寺も秋のコスモスの花の中で優しく佇んでいました(笑)。


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