藤岡家住宅② [古民家]
藤岡家住宅は、前回お届けした母屋、内蔵のほかにも当主以外は誰も入室が許されなかった貴賓の間、さらに別棟として大広間などがあります。 母屋と貴賓の間をつなぐ渡り廊下には玉骨の書斎などもあり、それぞれの棟が廊下で繋がっていて一度行っただけでは迷路のようで迷ってしまいそうです。 室内には、俳人として活躍した玉骨と交流のあった文化人のゆかりの品などが数多く残されています。 与謝野鉄幹、晶子・高浜虚子などとの交流が続き、藤岡家には書簡や作品が数多く残されていて今後の公開が楽しみです。
母屋から貴賓の間に通ずる二階渡り廊下に玉骨の書斎があり、そこから鮮やかな百日紅が見えました。
書斎はこじんまりとした部屋ながら中庭などが見渡せ、いかにも文人の部屋という雰囲気がありました。
廊下の丸窓から大広間が見渡せます。
別棟の貴賓の間は四つの座敷と茶室があり、菊の御紋と葵の御紋が入った火鉢が目を引きました。
同じく貴賓の間。 当主以外は立ち入りを許されていませんでした。
さりげなく店の間に掛けられていた森鴎外の書。
家のいたる所に洒落た工夫がしてあります。 ガラス戸にもこんな絵が。
母屋から貴賓の間に通ずる二階渡り廊下に玉骨の書斎があり、そこから鮮やかな百日紅が見えました。
書斎はこじんまりとした部屋ながら中庭などが見渡せ、いかにも文人の部屋という雰囲気がありました。
廊下の丸窓から大広間が見渡せます。
別棟の貴賓の間は四つの座敷と茶室があり、菊の御紋と葵の御紋が入った火鉢が目を引きました。
同じく貴賓の間。 当主以外は立ち入りを許されていませんでした。
さりげなく店の間に掛けられていた森鴎外の書。
家のいたる所に洒落た工夫がしてあります。 ガラス戸にもこんな絵が。
最後のガラスの模様、昔実家の近くで見たことがあります。 絵柄は違っていましたけど(^^)
by 私が三人目 (2011-08-16 05:30)
なかなか素敵な居間ですね。
お手入れが大変そうですが(^^)
by hayama55 (2011-08-16 05:56)
サルスベリの鮮やかさと古民家の落ち着いた雰囲気
・・・美しい写真ですね!
素晴らしい写真の数々 楽しく見させていただきました。
by ララアント (2011-08-16 08:20)
おはようございます
1~3枚目にグッと来ました
味わいありますねぇ
by はくちゃん (2011-08-16 09:03)
百日紅の花がとってもいい雰囲気を醸し出していますね。
日本家屋の調和のとれた美しさとともに。
by 未来 (2011-08-16 09:25)
素敵なお屋敷だなぁ。
ぺたりと座り込んだら動かなくなりそう。
by 桔梗之介 (2011-08-16 10:09)
素晴らしい遺産ですよね。
丸窓やふすま、欄間なども
今はできないものでしょうね。
森鴎外の書も高いところとはいえ
普通に飾られているんですね。
by yoko-minato (2011-08-16 10:31)
文人の部屋は、落ち着いていて、素敵です。
森鴎外の書も、驚きました。
趣きのある日本家屋ですね。
by YUKIE_CHEF (2011-08-16 10:33)
こんにちは^^
昔は貧富の差が今以上だったでしょうか?見事な家ですね。 広さが全然違いますし、
一部屋一部屋が美しいですよね~
by mimimomo (2011-08-16 11:50)
こんにちは。
素晴しい古民家ですね。
中の展示物も当時のままのようで見応えがありますね。
このブログの紹介で初めて知りました。
高浜虚子と交友があったことも驚きです。
by 海を渡る (2011-08-16 11:52)
こんにちは。
こちらこそ,nice!&コメントをありがとうございます。
マチャさんのブログからこちらにお邪魔しました。
どうぞよろしくお願いいたします(^^)
by 【みなと】 (2011-08-16 12:14)
良いものを拝見できました♬ 感謝
by thisisajin (2011-08-16 14:42)
トイレのマークが今風ですね。
てっきり「厠」と書いてあるのかと思いました。(笑)
最近は外国人観光客も多いから、それだとわからないかな。
by yan (2011-08-16 17:18)
こういうお部屋で、ゆっくりしてみたいものです..^^
by miyoko (2011-08-16 19:21)
落ち着きを感じますね
by トモゾウと茶々 (2011-08-16 20:23)
私が三人目さん
私もガラスの模様を外でも見ましたが、和風のオシャレ感覚もなかなか
粋ですよね。
by ため息の午後 (2011-08-16 22:19)
hayama55さん
長い間放置してあったため痛みがひどかったようですが、きれいに修復が
されていましたよ。 貴賓の間の名前通りとても上品な空間でした。
by ため息の午後 (2011-08-16 22:22)
ララアントさん
古民家に百日紅はとっても味がありましたよ。 樹齢250年の梅の
古木もありました。 満開の時期に訪れてみたいです。
by ため息の午後 (2011-08-16 22:24)
はくちゃんさん
母屋以外の棟もそれぞれに味わいがありましたよ。 どれも贅沢な
造りで、今ではびっくりするようなお値段になるでしょうね。
by ため息の午後 (2011-08-16 22:28)
未来さん
二階の渡り廊下から見えた百日紅が屋根瓦の黒ととてもマッチ
して雰囲気がよかったですよ。
by ため息の午後 (2011-08-16 22:32)
桔梗之介さん
大広間には茶房もありました。 中庭を眺めながらのお茶は
時間を忘れそうです。
by ため息の午後 (2011-08-16 22:34)
yoko-minatoさん
別世界のような民家でしたが、今では造ることができないでしょうね。
軒を支えるなげしなどもつなぎ目のない一本通しのものでした。 金額
的なことだけでなく材料なども手に入らないでしょうね。
by ため息の午後 (2011-08-16 22:39)
YUKIE_CHEFさん
書や絵画がたくさんありましたが、どれもその道の一流の方の
ものなんでしょうね。 まさにお宝の山でした。
by ため息の午後 (2011-08-16 22:41)
mimimomoさん
大庄屋さんの家系ですから、私たち庶民とは住む世界がちがっていた
のでしょうね。 当時は、大阪と五條、吉野を結ぶ街道沿いの要所であった
らしく商売でも成功されたようです。
by ため息の午後 (2011-08-16 22:48)
海を渡るさん
虚子からは、奈良の大桜と呼ばれたり、与謝野鉄幹からは、「蒼厓」という
雅号をもらったそうですが、梅の美称である玉骨が気に入ったいたそうです。
by ため息の午後 (2011-08-16 22:53)
【みなと】さん
ご訪問、うれしいです。
まだまだ拙い写真ばかりですが、これからもよろしくお願い
します(笑)。
by ため息の午後 (2011-08-16 22:55)
thisisajinさん
奈良にはたくさんの古民家がありますので、少しずつ訪ねて
歩きたいと思っています。
by ため息の午後 (2011-08-16 22:58)
yanさん
トイレのマークまで気が付きませんでした(汗)。 見学者用に
新しくつけられたのでしょうかね。 茶室横には、当時のトイレも
残っていましたが、風流でしたよ(笑)。
by ため息の午後 (2011-08-16 23:03)
miyokoさん
大広間ではお食事処や茶房などがありました。 今回は、ゆっくりと
できませんでしたが、次回はゆっくりとしたいと思っています。
by ため息の午後 (2011-08-16 23:06)
トモゾウと茶々さん
雰囲気の違った部屋で、ボランティアさんの説明を聞き、
当時のことが想像でき楽しかったです。
by ため息の午後 (2011-08-16 23:09)